2019年7月24日水曜日

不明イグチ

 根こそぎ倒木したカラマツのそばの地上に黄色いキノコが出ていた。コガネタケかと思ったが、採取してみるとイグチの仲間だった。



傘も柄も黄土色、管口は黄色から暗いうぐいす色になった。傘の肉は白。
管口も傘肉も傷つけると青変した。柄は色変わりしない。


柄は中実、つばはない。
胞子は長楕円形で長さ9~10ミクロン幅4ミクロンぐらい、油滴が見える。


黄土色のイグチということでネットで検索していたら、

戸隠高原 カラマツ林の不明イグチ 2010.08.01.

 なる記事を見つけた。そっくりだけれど、種は不明だ。
 そういえば、前にもキイロイグチではないかと聞いてみたが、違うと教えられた。だが、種はわからないということだった。
キイロイグチの近縁種にハナガサイグチというのがあるようだが、変色しないというので、これとも違う。


イグチのそばに地面から出ていたキノコ。オオホウライタケか。




2019年7月17日水曜日

梅雨の晴れ間

 久しぶりに青空が出たので、村民の森に行ってみた。

縁が鮮やかな黄色に見えたので何かと思ったが、カイメンタケ。暗くて画像では黄色が出ない。



広葉樹の枯れ木についていた。???

ニカワホウキタケでしょう。枯れ草の間に出ていた。

傘は大きさ5ミリ〜1cmほど。


〜5ミリほど。ヤマザクラの枯れ木の樹皮に発生していた。ビョウタケのようだ。

2019年7月15日月曜日

ハリガネオチバタケ

草刈りをしていたら、小さなキノコが草の中に点々と出ていた。5ミリほどの傘だが、緑の中に明るい黄土色なので目についた。引き抜くと、環境によるものだろう柄が長く10cmに達するほどだ。


ひだの数は12ほどだ。



2019年7月2日火曜日

マメホコリ

  今度はタモの木の剥がれた樹皮に5ミリほどのピンクの玉が沢山着いていた。チョコレート色のものもある。ピンクの玉を潰すと表面の皮から液状のものが流れ出た。チョコレート色のものは液状でなく、固形で芋羊羹といった感じ。どうやら粘菌のマメホコリのようだ。




拡大して表皮を見ると鱗片状のツブが光っています。



ピンクのマメホコリが成熟すると中が粉状になって、それが胞子になって拡散するそうです。